【大切なお知らせ】はぐみ館を閉じる決断。感謝と、私自身の次なる挑戦について

言葉で語るほうが、私の熱量は伝わるかもしれません。ですが、きっと想いが溢れて脱線してしまうと思ったので、まずはここに私の心の内を書き出そうと思います。

結論からお伝えします。私は「はぐみ館」というこの場所を閉じることを決断しました。

はぐみ館は3月末に閉館します。

「私のいる意味は? この場所の意味は?」

ずっとそう問い続けてきました。
その問いを育むために、私は長い間この場所に支えられてきました。

この場所で、これまで多くのお子様やご家族と関わってきました。

子どもたちと楽しい時間をたくさん過ごさせてもらいました。

本来、私は保育者として愛情を注ぎ、お母様たちを支える立場です。

けれど、本当は違ったのです。

この場所で、誰よりも、何よりも、計り知れないほどの愛情を受け取ってきたのは、私自身でした。

お母様とお子様の関わりに自分が癒やされました。

お母様がお子様に向ける慈しみに満ちた眼差し、その真剣な姿に触れるたび、私は「あぁ、私もこうやって愛されてきたんだ」と、自分の中の幼い心が癒やされていくのを感じていました。

お子様が私に向けてくれる、あの屈託のない笑顔とぬくもり。
それは私からあふれる「愛おしい」という感情を感じさせてくれました。
そのたびに、「母もきっと、こんな気持ちを感じていたんだな。私はこんなにも愛されて育ってきたんだ」という確信をもらいました。

私は、私自身を癒やしたかったのだ――。 そのことに、皆さんが気づかせてくれました。

「はぐみ館」は、私が預けられたかった場所であり、自分の子を預けたい場所。そして、母がやりたいことを諦めず、子どもには自宅ではできない体験をさせてあげられる場所でした。
仲間が名付けてくれた「HUGME(ハグミー)」という名前のとおりに、自分をHUG(ハグ)する場所でした。
ここは私の自宅でもあり、安心も、怒りも、すべての感情が詰まったかけがえのない場所でした。

でも、ここで一度幕を下ろします。 理由は、私自身がさらに成長し、新しい挑戦をしたいと思ったからです。

HUGMEを始めて10年。

現場で子どもたちと向き合うことはもちろん、施設を運営する責任者として、一筋縄ではいかない裏側の仕事にも一つひとつ向き合ってきことが、今の私を支える大きな自信になっています。

これまでの歩みの中で、保育以外の分野の方々とも多くの接点を持ってきました。

その経験を踏まえ、私はもっと大きな範囲で「私」という存在に挑戦していきたい。
私自身の力をより多くの人と分かち合いたい。
そう考えるようになったのです。

2026年4月、末っ子が小学校に入学し、子どもたちが全員小学生になります。
設立から私を支えてくれた我が子たちが大きく羽ばたく今、私も「より大きな世界に挑戦する」時期に来たのだと感じています。

今後は、夫と営む「合同会社WILL」の経営に軸足を移し、私の経験を「企業」という新しいフィールドで活かしていく挑戦を始めます。2023年頃から始まった新しい出会いのおかげで、今、ようやく社会へ出ていく勇気が持てるようになりました。

正直、怖いです。

今の場所にしがみついていたい自分もいます。

けれど、それ以上に「私に何ができるんだろう」というワクワクが勝っています。

私は、自分の限界に挑戦し続ける人でありたい。
「やってみて考えよう」と進み続ける背中を見せていたい。

だから、前を向いて進みます。

私はここで、名前の通り「私自身をハグする(HUG ME)」ことを十分に行い、次なるステージへと羽ばたきます。

HUGMEの思いは消えません。

最後にお伝えしたいことがあります。

場所としての「はぐみ館」はなくなりますが、皆さんに寄り添う「西村史子」という存在は消えません。

「わたしたちは家族です」という理念も、私の中で生き続けます。

もし、あなたが不安でどうしようもなくなったとき。
子どものことで悩み、出口が見えなくなってしまったとき。

どうか思い出してください。

私は、ここにいます。

いつでも連絡をください。

私はあなたの悩みに寄り添い、あなたを抱きしめに行きます。

「自分をどうハグしていいかわからなくなった」

そんなときは、いつでも私を呼んでください。
私は変わらず、あなたのそばにいます。

これまでこの場所を、そして私を愛してくださった皆様、本当にありがとうございました。

私の新しい一歩を、見守っていただけたら嬉しいです。

投稿者プロフィール

西村 史子
西村 史子事業部代表