違いを認め合う社会へ

本日は、こちらのフォーラムへ参加してきました。

障害者雇用フォーラム

入口には、障害者雇用を行っている企業さんの企業説明展示などがありました。

作業所さんの販売などもありました。

パンやクッキー、おにぎりなどもありました。
こちらはこどもたちへお土産笑

今回の講演内容は「発達障がい」について。

私が今後行っていこうと思っている、発達障がいのお子様を育てていらっしゃるお母さん向けの自己肯定プログラムのためにも聞いてみたいと思っての参加でした。

発達障がいは「ちがい」があるだけ

発達障がいと呼ばれる「ADHD」や「自閉スペクトラム症」と言われるものは「違う」部分があるだけなんだというお話でした。

私たちだって、それぞれに違いがあります。

母親になった時期も違えば、生きてきた家庭も違いますよね。

それによって、色々な価値観に違いができます。

それと同じように、脳の使い方も違うというお話です。

脳のインプットが違う。脳からのアウトプットの仕方も違う。

みんな違うのが当たり前だと言うお話でした。

違うことを分けない

「障がい」として分けることをしてきたのが、今までの社会的な動きでした。

でも、これからの時代は「違って当たり前」な時代が来ます。

いや、もうすでにそんな時代に入っていますよね。

みんな一律ではなく、多様性を受け入れる。すでき、そんな時代に突入しています。

だからこそ、私たちにできることは「多様性」を認めること。

自分と違うんだということを認めることを、やっていく必要があるんだということ。

認めあうためには「共有すること」

私は兼ねてから、ずっと考えていました。

多様性を認めるということは、何をすべきことなのか?ということを。

そして、今日、まさに見つけた答えがあります。

それは「私はこう思う」や「あなたはこう思うのね」を共有しあい、ともに「じゃあこうしよう」を決めていくことなんじゃないかな?と。

私自身がこどもたちにずっとしてきたことでもあります。

こどもたちに「かあちゃん疲れてるの。だから、今はかまってあげられないの。」とか。

はぐみ園でも、子ども同士で喧嘩や、やりたい事が食い違ったときには「〇〇だと思ってる」とか「▫▫したいんだ」とか言いたいことを、仲介するようにしています。

これは、子ども同士が伝えたいことを伝えられるようにしています。

みんな、余りにも「言われたことを守る」ことだけやってきているから、意見を言わない子もいます。

そういう子には「〇〇だと思ってるのかな?」とか代弁することもあります。

とにかく、話させる。意見を言い合う。

そんな時間を意識的にとっています。

少しでも、自分はこう思うんだということを、言えるように。共有しあう機会を設けるために、行っています。

それが、合ってたんだなぁと、再確認できた今日の会でした。

みんな違って当たり前な社会に

みんな違うのは、すでに当たり前なのかもしれません。

ここで言いたいのは、みんな違ってよくて、みんな違うことを当たり前に受け入れて「あなたはこうね。」「私はこうよ。」と認め合える。

そんな社会にしていくことが、私たちができることだと思っています。

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投稿者プロフィール

西村 史子
西村 史子Be Ourselves HUGME事業部代表